ブレスの留め方一覧

当ブログのブレスレットは様々なキャラクターをモチーフに作る上で再現性や強度等の都合により、装着方法が違うものが混在しています。

「強度」は★が多いほど耐久性に優れ、「着脱難易度」は少ないほど容易に手首への付け外しができることを示しているので参考にどうぞ。

バックル式

強度:★☆☆ 着脱難易度:★☆☆
f:id:fabricationZ:20170915200807j:image

最もポピュラーな留め具でコストや手軽さにも優れているため、当ブログでも大半はバックル式を採用しています。

バックルを中心に開閉できるためバッグの取っ手や肩紐に通してワンポイントにすることも出来ます。


f:id:fabricationZ:20190202102941j:image

ただしプラスチック故に強度にはやや不安があります。衝撃や劣化による破損でいつの間にか外れてそのまま紛失してしまうリスクもあるため、現在では他人の手に渡るオーダー品には(相手からの強い希望がない限り)使わないようにしています。

ナスカン式(バックル亜種)

強度:★★☆ 着脱難易度:★★☆
f:id:fabricationZ:20170915200831j:image

一端にナスカンを取り付け、もう一端の輪っかに噛ませて固定する方法です。プラスチックのバックルより強度に優れる反面、着脱にコツが要るため不器用な人や子供が付けるには向きません。

 

ボタン留め式(ダッフル)

強度:★★☆ 着脱難易度:★☆☆
f:id:fabricationZ:20170915200847j:image

一端に取り付けたボタンをもう一端の輪っかに通して固定する方法です。一見バックル式に似ていますが留め具にバネ仕掛けが一切ないため保持力が不安定で、手首以外に付けておくといつの間にか外れている恐れがあります。バッグ等への装着は別途カラビナを用意してそこに輪っかをぶら下げる形にしなければいけません。

Dカン式(ボタン亜種)

強度:★★★ 着脱難易度:★☆☆ 
f:id:fabricationZ:20170919160033j:image

 要はダッフルの形が違うだけですが、素材や形状が圧倒的に頑丈になっています。コストと手軽さにも優れているためオーダー品の留め具のメインとして採用しています。

 

引き締め式

強度:★★★ 着脱難易度:★☆☆
f:id:fabricationZ:20170915200923j:image

マッドマックス式とも。留め具を一切使わないためコストにも強度にも優れ、手首に巻くための動作もただ端を引っ張るだけと超簡単な優れもの。構造上フリーサイズで微調整不要なために生産性も高いので不特定多数に向けて作るならこれ一択と言っていいでしょう。唯一の弱点は輪の状態から開けないことで、手首以外に付けるにはカラビナが必要です。

 

シャックル式

強度:★★★ 着脱難易度:★★★
f:id:fabricationZ:20170915201236j:image

重機やワイヤー作業のお供として有名な金具の極小サイズ版を留め具にしたものです。造りがしっかりしていて最高の耐久性を誇る反面、コストと着脱難易度は最悪です。しかしタフな作業用として生まれた無骨なデザインはパラコードとの相性がよく、他にはない魅力を放っています。